オリンピックデーラン
雨にも負けず、オリンピアンとふれあった1日
今年も大盛況のオリンピックフェスティバル2005
会場: 駒沢オリンピック公園総合運動場
概要詳細はhttps://www.joc.or.jp/event/dayrun/2005/tokyo/index.htmlをご参照ください。
憧れのオリンピアンとともに
昨年10月10日(月・祝日/体育の日)に、駒沢オリンピック公園総合運動場で開催されたオリンピックフェスティバル2005は、曇り時々雨とあいにくの天気だったが、多くの家族連れが参加し、スポーツに親しむ1日を楽しんだ。
熱気に包まれた開会式の終了後、陸上競技場ではこのフェスティバルのメインイベントである「オリンピックデーラン」が行われ、2,467名の参加者と一緒に、38名ものオリンピアンが5kmをジョギングし、さわやかな汗を流した。その後、「JOC杯駅伝」が行われ、1人2.5kmを4名104組がたすきをつないだ。
12時からは小・中学生133名が参加した「陸上教室」が行われた。講師は、ミズノトラッククラブから末續慎吾選手ら7名、チームミズノアスレティッククラブから杉林孝法選手ら3名のトップアスリートたち。それぞれの選手がかけっこ、陸上基本、短距離等の種目別に分かれて、子供たちに指導を行った。
ふれあい広場では4回のトークショーが行なわれ、あいにくの雨にも関わらず、間近に見るあこがれの選手らを前に、大きな歓声と拍手がわき起こっていた。
益子直美さんからはバレーボール女子日本代表の柳本晶一監督のきめ細やかな心づかいについての興味深い話が披露された。
オリンピックデーラン・アンバサダー武田美保さんの司会による回では、アテネ大会で野球の日本代表コーチを務めた中畑清さん、アニマル浜口さんを迎え、それぞれの子供の頃や競技を始めたきっかけ、子育て・指導論などが語られ、詰めかけた子供たちに熱いメッセージが送られた。
3回目にはミズノトラッククラブ所属の末續慎吾選手、内藤真人選手、室伏由佳選手、信岡沙希重選手が登場し、末續選手は子どもの頃はサッカーをしていたけれど、足が早くてボールが追いつかないので短距離の選手になったことなど、ジョークを交え、スポーツを始めたきっかけをそれぞれが語った。
トークショー最後はJOCオリンピックデーラン・アンバサダー荻原健司さんと武田美保さん、アニマル浜口さん、浜口京子選手親子が、スポーツを通した親子の会話などについて語った。
ステージイベントの最後にはチャリティーオークションが行なわれ、子供から大人までが参加してオリンピアンのサイン入りTシャツやトレーナー、サッカーボールなど、稀少価値の高いアイテムを次々と落札し、オークションを楽しんだ。集まった義援金は新潟県中越大震災復興支援として10月16日に開催されたオリンピックデーラン長岡大会で現地に贈られた。
過去のオリンピックデーラン
- 2003年度(平成15年度)
- 2002年度(平成14年度)
- 2001年度(平成13年度)
- 2000年度(平成12年度)
- 1999年度(平成11年度)
- 1998年度(平成10年度)
- 1987年度(昭和62年度)~1997年度(平成9年度)
※2021年度(令和3年度)及び2020年度(令和2年度)は新型コロナウイルス感染症の影響により、各開催地関係者の皆様と協議した結果、全ての大会を中止といたしました。