JOCエリートアカデミーから第1回ユースオリンピック競技大会(2010/シンガポール)に参加した、レスリングの宮原優選手と卓球の谷岡あゆか選手が、ともに金メダルを獲得する大活躍を見せました!
渡航前夜の8月11日、味の素ナショナルトレーニングセンターで、2人はそれぞれの金メダルを誓いました。
宮原選手は「今年はケガをして練習ができない時期があったので、以前のレスリングが出来るよう基本を徹底的にやり直してきました。日本人第1号の金メダルを目指します」と宣言。大会初日に行われたトライアスロン女子で佐藤優香選手が大会第一号となる金メダルを獲得したため、宣言どおりとはいきませんでしたが、見事に日本人2人目の金メダリストとなりました。
日本代表選手団の旗手でもある谷岡選手は、「旗手として公式の場に出ると、緊張していつもより姿勢もピンと伸びます。このユースオリンピックの試合で、自分でしっかり考えて、いい状態に持っていけるようにしたいです。優勝を目指します」と、緊張の面持ちでシンガポールへ出発。女子シングルスは、準々決勝で敗退し、5位。しかしそこから気持ちを入れ替えると、丹羽孝希選手と組んだ混合チームでは、初戦から決勝まで息の合った試合展開をみせて、決勝は韓国チームに2-1で競り勝ち、見事に金メダルを獲得しました。
記念すべき第1回ユースオリンピック競技大会で、栄えある金メダルを手にしたJOCエリートアカデミーの2人。これをステップに、未来のオリンピックの栄冠へ向けて飛躍して欲しいですね。
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