日本オリンピック委員会(JOC)が行っているトップアスリートの就職支援ナビゲーション「アスナビ」を活用し、スキー・ノルディック複合の清水亜久里選手が「株式会社ユーグレナ」に、ラグビーフットボールの鈴木実沙紀選手が「株式会社NTTファシリティーズ」 に、それぞれ採用されました。(2選手とも2015年10月1日付入社)
今回でアスナビを通じた採用は53社75名となりました。※詳細は下記、リンク先の「アスナビ」ページをご参照ください。
清水選手は、2011年、2013年のユニバーシアード冬季大会で金メダル、今年1月の同大会でも団体で銀メダルを獲得するなど実績を重ね、2018年に平昌オリンピックに向けた支援・就職先を探していました。
バイオ食品の素材研究・開発に尽力する株式会社ユーグレナに就職が決まり、「私は小さい頃よりオリンピックでの金メダル獲得を目標に競技に取り組んでまいりました。今後は、高い目標と情熱を持つユーグレナ社の仲間の一人として、より一層競技に励みながら、競技人生で培った熱意や健康に関する視点を事業の発展等に活かしてまいりたいと思います。そして、お世話になってきた多くの方々へ、恩返しをしてまいりたいと考えています」と、自身の活躍を社業への貢献につなげるべく、今後の活躍を誓いました。
鈴木選手は2015年ARFUアジアパシフィックセブンズの優勝に貢献するなど、7人制ラグビーの女子日本代表として来年のリオデジャネイロオリンピック、2020年東京オリンピック出場を目指しています。5月18日に行われた江東区へのアスナビ説明会では、ラグビーについて「勝った時に一緒に喜んでくれる方々がいるからこそ成り立つスポーツだと思っています」と支援を呼びかけました。
今回、都内に本社を置く株式会社NTTファシリティーズに就職が決まり、「アスリートとして競技に集中できるだけではなく、社会人として、そして『人』として成長できる環境に巡り合えたことに心から感謝しています。リオデジャネイロオリンピックから正式種目になる7人制ラグビーですが、私のチャレンジを温かく応援してくださる会社の方々への感謝の気持ちと、社員の一人としての自覚と責任を持ち、仕事と競技の両立に励みたいと思います。リオデジャネイロ、そして東京オリンピックでのメダル獲得という目標に向かって、アスリートとして、『人』として日々成長できるよう頑張ります」と、気持ち新たに意気込みを語りました。
JOCは今後も一人でも多くの選手と一社でも多くの企業が、双方にとってプラスになる雇用関係を実現出来るよう「アスナビ」を通じた就職支援を行っていきます。
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