日本オリンピック委員会(JOC)が行っているトップアスリートの就職支援ナビゲーション「アスナビ」を活用し、以下4選手の採用が新たに決定しました。
・宮坂楓選手(陸上競技)
日本発条株式会社(2015年12月1日付入社)
・齋藤悠選手(スケート・ショートトラック)
株式会社フォーカスシステムズ(2016年年4月1日付入社予定)
・山辺美希選手(セーリング)
株式会社サガミ(2016年4月1日付入社予定)
・森脇敏夫選手(パラリンピック射撃・ピストル)
ウスイホーム株式会社(2015年12月1日付入社)
今回でアスナビを通じた採用は、来春採用の内定選手を含め、64社/団体91名となりました。※詳細は下記、リンク先の「アスナビ」ページをご参照ください。
宮坂選手、山辺選手、森脇選手は8月28日に横須賀商工会議所で行われた説明会に参加しました。3選手とも練習の拠点が神奈川県にあることから、横須賀や横浜近郊で就職することは、多くの練習時間が確保できるなどオリンピック・パラリンピック出場を目指すための競技環境の向上になるとアピール。その熱意が企業に伝わる結果となりました。また、齋藤選手は4月16日、6月11日、7月14日の説明会に参加し、今回待望の内定となりました。
<採用決定選手コメント>
■宮坂楓選手(陸上競技)
「このたびアスナビ制度を活用させていただき、日本発条株式会社に入社することとなりました。活動拠点が横浜ということもあり、地元の企業で働きながら、思い切り競技に集中させていただけることをとてもうれしく思います。また、世界トップのばねメーカーということで、跳躍選手として、何か深い縁も感じました。私も自身の技術を磨き、自己ベスト更新を常に心がけ、日本記録、2020年の東京オリンピックに向けて挑戦していきたいと思います。社員の皆さんの応援を力に、頑張ります」
■齋藤悠選手(スケート・ショートトラック)
「この度、アスナビを通じて、株式会社フォーカスシステムズに入社することになりました。世界という舞台を、社員の皆さんと一緒に目指していけることに、心強さを感じるとともに、心から感謝しております。
世界への挑戦を通して、応援してくださる方々の期待に応え、一つでも多く貢献していくために、高い向上心をもって業務や競技に臨みたいと思っております。
フォーカスシステムズの一員であることへの誇りと感謝の気持ちを胸に、日々の業務と競技活動に取り組んでいきます」
■山辺美希選手(セーリング)
「来年度からサガミの社員の皆さまに応援いただきながら、セーリング競技のウインドサーフィンをさせていただくことになりました。競技を続けることができることへの喜びの気持ちと、サガミへの感謝の気持ちでいっぱいです。
朝礼や地域への感謝祭イベントで会社の温かい雰囲気と社員の皆さまの真剣な姿勢を見ることができ、この様な環境で競技が続けられることを大変ありがたく思うと同時に、必ず会社に貢献したいという思いが強くなりました。
2020年の東京オリンピックは神奈川県でセーリング競技が行われる予定です。皆さまに会場で応援していただけるように、1日1日を大切に行動してまいります」
■森脇敏夫選手(パラリンピック射撃・ピストル)
「このたび、アスナビの支援により、ウスイホーム株式会社に採用していただくことができました。
競技に集中できる環境を提供していただけたことに感謝するとともに、久里浜という射撃競技の練習場に近い場所で、競技と業務に打ち込めることを嬉しく思っています。
社員の一人として通常業務も行わせて頂く一方、社員の皆さまと夢と目標を共有し、応援の力を推進力にして、アスリートとしてより一層の努力をしてまいります」
JOCでは今後も一人でも多くの選手と一社でも多くの企業が、双方にとってプラスになる雇用関係を実現出来るよう「アスナビ」を通じた就職支援を行っていきます。
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