日本オリンピック委員会(JOC)が行っているトップアスリートの就職支援ナビゲーション「アスナビ」を活用し、カヌー・スラロームの吉田拓選手が「株式会社協栄」に、スキー・アルペンの成田秀将選手が「株式会社ゆで太郎システム」に、水泳・競泳の江戸勇馬選手が「株式会社八神製作所」に、それぞれ採用されました。(2016年4月1日付入社)
今回でアスナビを通じた採用は、75社/団体103名となりました。※詳細は下記、リンク先の「アスナビ」ページをご参照ください。
吉田選手は2014年仁川アジア競技大会に日本代表として出場し、同年の日本選手権NHK杯では2位の好成績。昨年もジャパンカップ第1戦で7位に入りました。
株式会社協栄への採用が決まり、「トレーニングと仕事との両立は簡単なことではないと思いますが、ひとつの挑戦だと捉え、自分の力に変えていってみせます。そして、東京オリンピックへ向けて社会人としても競技者としても強くなるよう全力を尽くしてまいります」と、意気込みを語りました。
成田選手は2014年にジュニア世界選手権大会に出場し、国民体育大会冬季大会で優勝、2015年は全日本スキー選手権大会と全日本学生スキー選手権大会をともに制するなど、日本トップスキーヤーとして活躍しています。
株式会社ゆで太郎システムへの採用が決まり、「アルペン競技で世界を目指す上で、生活の安定は欠かせません。このたび株式会社ゆで太郎システムで会社の一員として、よい環境で競技活動ができることに大変感謝しています。スキー選手として活躍することで、応援していただいている皆さんに対し、恩返しできればと考えている次第です」と、抱負を述べました。
江戸選手は2015年日本選手権200m背泳ぎ5位、ジャパンオープン100m背泳ぎ5位などの好成績を挙げ、同年の光州ユニバーシアードにも出場しました。
株式会社八神製作所への採用が決まり、「大学卒業後も引き続き、とてもいい環境で競技を続けさせてもらえることに感謝をして、日々努力していきたいと思います。皆様の応援を力に変えてこの先の競技活動をより良いものにしていき、結果を残すことは勿論のこと、会社の方々と積極的にコミュニケーションをとることで、人としても成長していきたいと思います」と、選手としても社会人としてもさらなるレベルアップを果たすことを誓いました。
JOCでは今後も一人でも多くの選手と一社でも多くの企業が、双方にとってプラスになる雇用関係を実現出来るよう「アスナビ」を通じた就職支援を行っていきます。
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