日本オリンピック委員会(JOC)が行っているトップアスリートの就職支援ナビゲーション「アスナビ」を活用し、スキー・フリースタイルの杉本幸祐選手が「株式会社デイリーはやしや」、バレーボール・ビーチバレーボールの黒川魁選手が「エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社」、レスリングの井上智裕選手が「富士工業株式会社」に採用されました。(2017年4月1日付入社予定)
今回でアスナビを通じた採用は、104社/団体150名となりました。※詳細は下記、リンク先の「アスナビ」ページをご参照ください。
杉本選手は2014年に世界ジュニア選手権に出場。シニアの大会でも2015年には全日本選手権のデュアルモーグルで4位に入り、2016年にはワールドカップ田沢湖大会にも出場しました。今年札幌で行われたアジア冬季競技大会ではモーグルで7位、デュアルモーグルで8位に入賞するなど、国際大会でも活躍しています。
株式会社デイリーはやしやへの採用が決まり、「入社後は、仕事、競技とも精一杯努力してまいります。モーグルでは、平昌オリンピック出場、北京オリンピックで金メダルの目標に向かって頑張らせていただきます」と決意を語りました。
黒川選手は、2013年にU-21アジア選手権大会で9位、2014年には世界大学選手権に出場と、世界の舞台で活躍。国内でも2015年に全日本ビーチバレーボール大学男女選手権大会優勝と好成績を残しています。
エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社への就職が決まり、「ビーチバレーボールに集中できる環境を整えてくださった全ての方々に感謝し、2020年の東京オリンピックに向けてより一層努力していきたいと考えています。沢山の人から応援されるプレーヤー、子供たちに夢を与えられるプレーヤーになるため、ビーチバレーボール選手として、社会人として、そして会社員としての自覚ある行動をし、目標に向かって突き進んでいきます。多くの方の声援に応えられるよう、全力で精進していきます」と抱負を述べました。
井上選手は、2015年に明治杯全日本選抜選手権66キロ級と天皇杯全日本選手権66キロ級で優勝し、2016年には国民体育大会71キロ級でも優勝を果たした、国内トップのレスリング選手。2016年のリオデジャネイロオリンピックでは66キロ級で5位に入賞しました。
富士工業株式会社への採用が決まり、「リオデジャネイロオリンピックで成し遂げられなかったメダル獲得を、2020年東京オリンピックで達成したいと思います。社会人としてより一層社会に貢献できるように努めて、同時にレスリング界も盛り上げていきたいと思います」と競技者と社会人の両方での活躍を誓いました。
JOCでは今後も一人でも多くの選手と一社でも多くの企業が、双方にとってプラスになる雇用関係を実現出来るよう「アスナビ」を通じた就職支援を行っていきます。
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