日本オリンピック委員会(JOC)が実施するトップアスリートの就職支援ナビゲーション「アスナビ」を活用して、陸上競技の来間弘樹選手が「株式会社ストライダーズ」に、水泳・競泳の毛利衛選手が「三谷産業株式会社」に、パラアーチェリーの重定知佳選手が「林テレンプ株式会社」に採用されました(来間選手、毛利選手は2018年4月1日付入社、重定選手は同2月1日付入社)。
今回でアスナビを通じた採用は133社/団体197名(※今春採用内定選手含む)となりました。※詳細は下記、リンク先の「アスナビ」ページをご参照ください。
来間選手は2017年に台湾国際室内棒高跳選手権大会7位、関東学生陸上競技対校選手権大会優勝、日本陸上競技選手権大会6位、日本学生陸上競技対校選手権大会3位と学生トップレベルの実績を持ち、今後の活躍が期待される若手選手の一人です。
採用が決まり、「多くの方々のサポートのおかげで、社会人になっても競技を続けることができる環境を得られることができ、心より感謝致します。2020年の東京オリンピック出場、入賞は目標であり、達成することは最大の恩返しだと思いますので、これまで以上に練習に精進し、結果を出せるよう頑張ります」と、決意を新たにしました。
毛利選手は、2016年は日本選手権水泳競技大会200m平泳ぎ7位、ジャパンオープン200m平泳ぎ7位、2017年はユニバーシアード競技大会400mメドレーリレー3位、日本選手権水泳競技大会200m平泳ぎ5位と、国際大会にも活躍の場を広げています。
採用が決まり、「今後は、企業を代表するアスリートとして、一歩ずつ前進し、社会人、競技者として、新たに飛躍したいと思います。また、感謝の気持ちを心に留め、応援される選手に相応しいように、競技と仕事に誠心誠意努めてまいります」と、競技と仕事の両立を誓いました。
重定選手は、パラアーチェリーで2016年全国障がい者スポーツ大会30mリカーブ女子優勝、2017年は全国身体障がい者アーチェリー選手権大会リカーブ女子優勝、パラアーチェリー世界選手権大会個人出場、混合9位となるなど、国内外で実績を残してきました。
採用が決まり、「これからは練習する時間・環境が整い、より一層競技力を向上させることが出来る事と思います。また、アーチェリーという競技をもっと沢山の方に知って頂き、興味を持って頂きたいと思っております。今後はアスリートとして与えて下さった環境を最大限に活かし、応援して頂ける方々に世界と戦う姿を見て頂けるよう今まで以上に日々努力を重ね、パラリンピックの表彰台を目指し挑戦し続けて参ります」と、意気込みを語りました。
JOCでは今後も一人でも多くの選手と一社でも多くの企業が、双方にとってプラスになる雇用関係を実現出来るよう「アスナビ」を通じた就職支援を行っていきます。
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