日本オリンピック委員会(JOC)が実施するトップアスリートの就職支援ナビゲーション「アスナビ」を活用して、カヌーの森田考博選手が「株式会社豊後木材市場」に、トライアスロンの新田城二選手が「社会医療法人関愛会佐賀関病院」に採用が内定しました(2018年4月1日付入社)。
今回でアスナビを通じた採用は141社/団体211名(※今春採用内定選手含む)となりました。※詳細は下記、リンク先の「アスナビ」ページをご参照ください。
森田選手は、2013年北部九州インターハイ200m優勝、2016年日本選手権200m優勝、2017年には全日本学生カヌー選手権200m優勝、国民体育大会成年の部200m優勝と、各世代の大会で優勝してきた実績を持っています。
採用が決まり、「私は、大学卒業後は自分がカヌーと出会った地元である大分県からオリンピックを目指したいという気持ちが強くありました。自分が生まれ育った大分県で、世界に挑戦できるチャンスをいただけたことに心から感謝しています。私のモットーは『努力』です。社会人になっても感謝の心を忘れず、そして、夢が叶うまで努力を継続していきます。競技者として一流になるためには、社会人として人間力を磨くことが必要だと考えています。入社後は選手としてより一層努力することはもちろん、一社員として、自覚と責任を持ち、精進していきたいと思います」と抱負を述べました。
新田選手は2017年に虹の松原トライアスロン3位、天草宝島国際トライアスロン大会九州ブロック選手権8位の結果を収め、今後の躍進が期待されるトライアスリートの一人です。
採用が決まり、「私は、父や尊敬する先輩の影響もあり、大学院に入学後、水泳からトライアスロンへ転向をいたしました。競技歴は浅く、大きな実績もありませんが、日本のトップ、そして世界に挑戦していきたいと考え、地元大分県でのアスナビ説明会にエントリーしました。そしてこの度、内定を頂き、世界を目指すチャンスをいただけたことに感謝の気持ちでいっぱいです。今後は、常に向上心を持ち、職員の皆さまだけでなく地域の方々に元気を届けられる存在となれるよう、精一杯努力し、結果で恩返ししていきます」と、意気込みを語りました。
JOCでは今後も一人でも多くの選手と一社でも多くの企業が、双方にとってプラスになる雇用関係を実現出来るよう「アスナビ」を通じた就職支援を行っていきます。
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