日本オリンピック委員会(JOC)が実施するトップアスリートの就職支援ナビゲーション「アスナビ」を活用して、澤慎吾選手(陸上競技)と岩佐暖選手(スケート・ショートトラック)が「株式会社きらぼし銀行」に、平松祐司選手(陸上競技)が「辰野株式会社」に、前田寿隆選手(テコンドー)が「株式会社クラフティ」に採用されました(2019年4月1日入社)。
今回でアスナビを通じた採用は163社/団体248名となりました。※詳細は下記、リンク先の「アスナビ」ページをご参照ください。
澤選手は2017年日本学生個人選手権2位、2018年日本陸上競技選手権大会6位、実業団・学生対抗陸上競技大会2位などの実績を持ち、今後の活躍が期待される選手の一人です。
採用が決まり「私の競技への思いや目標を理解していただき、社会人でも競技を続けることができる環境を与えていただいたこと、心より感謝致します。今後は、社会人として、また競技者として、成長していくことができるよう、日々精進してまいります。そして必ずや世界の舞台で活躍するアスリートとなり、お世話になった方々へ恩返しをしていきたいと思います」と抱負を語りました。
岩佐選手はスケートのショートトラックを専門とし、2016年ジャパントロフィー選手権大会で総合優勝、全日本距離別選手権大会の500mでも優勝を飾っています。さらに2018年に日本学生氷上競技選手権大会3000mで優勝と、日本を代表するトップ選手の一人です。
採用が決まり「私の競技に対して、快く受け入れて下さったことに大変感謝すると同時に、一社員として会社に貢献することはもちろん、社会人アスリートとして覚悟と責任、そして結果にこだわって競技に臨んでいきたいと思います。4年後の北京冬季オリンピック出場を目指して、支えてくださる方々への感謝の気持ちを常に忘れず、競技と仕事の両立をして日々精進してまいります」と意気込みを述べました。
平松選手は2014年第2回ユースオリンピック競技大会2位、2015年世界陸上競技選手権大会出場など国内外の大会で活躍しています。
採用が決まり「目標であった2年後の東京オリンピック出場を目指し、競技を続けることができる環境を与えて頂き、大変感謝しております。社業と競技を両立し、どんな方々からも応援されるアスリートになれるよう日々精進します」と、競技と仕事での成長を誓いました。
前田選手は2017年に全日本テコンドー選手権大会58kg級3位、カナダオープンテコンドー選手権大会63kg級5位、全日本学生テコンドー選手権大会63kg級では優勝を飾ると、2018年全日本テコンドー選手権大会58kg級でも3位に入るなどの実績を残しています。
採用が決まり「2020年東京オリンピックに出場して金メダルを獲得する、という目標達成のためにサポート頂けることに、心から感謝致します。この感謝の気持ちを忘れず、日々精進努力し結果と行動で示してまいります。入社後は競技と仕事を両立し、どちらにも全力を注いでまいります。これまでの競技生活で培った経験を生かし、アスリートとして、また社員として会社に貢献し、一人前の社会人として成長できるよう人事を尽くしてまいります」と決意を新たにしていました。
JOCでは今後も一人でも多くの選手と一社でも多くの企業が、双方にとってプラスになる雇用関係を実現出来るよう「アスナビ」を通じた就職支援を行っていきます。
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