日本オリンピック委員会(JOC)が実施するトップアスリートの就職支援ナビゲーション「アスナビ」を活用して、右代啓欣選手(陸上競技)が「中井エンジニアリング株式会社」に、政成晴輝選手(パラ陸上競技)が「コカ・コーラボトラーズジャパン株式会社」に、加藤耕也選手(パラ卓球)が「あいおいニッセイ同和損害保険株式会社」にそれぞれ採用されました(2019年6月1日付入社)。
今回でアスナビを通じた採用は、内定者を含め179社/団体280名となりました。※詳細は下記、リンク先の「アスナビ」ページをご参照ください。
十種競技を専門とする右代選手は、2015、17年の関東学生陸上競技対校選手権大会で優勝、2016年日本学生陸上競技対校選手権大会で4位、2018年東京陸上競技選手権大会では2位の結果を残し、今後のさらなる活躍が期待されています。採用が決まり「十種競技は、身体能力だけでなく強い精神力が必要となります。また、日々厳しいトレーニングを欠かすことなく実施するための継続力も不可欠です。競技における目標を達成するために努力することはもちろんですが、これまでに培った様々なスキルや能力、知識を活かし、社業にも貢献できるよう頑張ります」と抱負を語りました。
政成選手はやり投で2017年ジャパンパラ陸上競技大会優勝、2018年関東パラ陸上競技選手権大会優勝と国内トップレベルの成績を残しています。採用が決まり、「この競技を始めてから学んだ、『全てのことに感謝する』の気持ちを忘れず、会社に貢献出来るよう努めてまいります。そして東京パラリンピック、世界選手権をはじめ、その先の大会にも出場し続けられるよう精進し、会社の名前に恥じぬよう自覚と責任を持って、皆様に応援して頂ける社員であり、選手になれるよう努力してまいります」と更なる活躍を誓いました。
加藤選手は2017年にパラ卓球アジア大会団体で優勝し、ジャパン・チャンピオンシップ卓球大会シングルスでも優勝。また、2018年には世界選手権でシングルス出場し、同年のスロベニアオープンではシングルスで優勝するなど、国際大会でも実績を残しています。採用が決まり、「社員アスリートの一人として働くことに誇りと責任を持ちたいと思います。私は、パラリンピック出場を目標にしていますが、競技活動を通じて、知的障がい者スポーツを多くの人に知ってもらい、楽しさや悔しさ、感動などを分かち合いたいと考えています。競技も業務も一生懸命頑張りますので、応援よろしくお願いします」と決意を新たにしていました。
JOCでは今後も一人でも多くの選手と一社でも多くの企業が、双方にとってプラスになる雇用関係を実現出来るよう「アスナビ」を通じた就職支援を行っていきます。
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