日本オリンピック委員会(JOC)が実施するトップアスリートの就職支援ナビゲーション「アスナビ」を活用して、北川翔選手(陸上競技)が「渡辺パイプ株式会社」に、藤田渓太郎選手(陸上競技)が「佐竹食品株式会社」に、山田義起選手(レスリング)が「株式会社エムアンドケイ」に、吉村美穂選手(フェンシング)が「株式会社アイヴァン」にそれぞれ採用されました(2020年4月1日付入社)。
今回でアスナビを通じた採用は、内定者を含め200社/団体314名となりました。※詳細は下記、リンク先の「アスナビ」ページをご参照ください。
北川選手は短距離を専門とし、2017年第29回ユニバーシアード競技大会4×100mリレーで優勝したほか、2018年には静岡国際陸上競技大会200mで6位、日本学生陸上競技対校選手権大会200mで2位などの実績を持ち、今後の期待が活躍されるスプリンターです。この度採用が決まり「社会人となっても競技を続けさせていただけることに感謝の気持ちを忘れず、革新への挑戦を重ね、すべての人と笑顔を分かち合い、社内外の皆様から応援していただけるように業務と競技に取り組んで参ります。東京オリンピックに出場し、メダルを獲得することを目標に今後も精進して参ります」と決意を述べました。
藤田選手は走高跳で2016年アジアジュニア陸上競技大会優勝、2016年日本陸上競技選手権大会8位、2017年日本学生陸上競技対校選手権大会2位、2018年日本陸上競技選手権大会3位の実績を持ち、ジュニアのみならずシニアの大会でも好結果を残してきました。採用が決まり「とても素晴らしい環境で競技を続行することが出来ることに、心から感謝しています。入社後は、一社員としても、アスリートとしても成長できるよう、社業と競技、両方とも全力で取り組んでいきます。また、多くの方々に自分の競技を楽しんでもらえるジャンパーとなり、結果や行動で、お世話になった方々へ還元できるように日々精進していきます」と意気込みを語りました。
山田選手はレスリングのグレコローマンスタイル63kg級で2018年全日本選手権2位、2019年はアジア選手権7位、全日本選抜選手権優勝、全日本選手権でも優勝するなど、この階級では国内トップレベルで戦ってきました。採用が決まり「恵まれた環境で社会人として競技を続けさせていただける事になり、心より感謝いたします。会社の一員としてレスリングに取り組める事になり嬉しいです。社会人としての自覚を持ちこれまで以上に競技に取り組み、結果を残して会社や応援してくださる皆様に恩返しが出来る様に努力していきたいと思います」と抱負を述べました。
吉村選手はフェンシングのエペを専門とし、2014年に第2回ユースオリンピック競技大会で個人6位、団体4位、2016年アジアジュニア選手権で個人優勝、団体3位、2017年には全日本フェンシング選手権大会で個人3位、2018年関西学生フェンシング選手権では個人で優勝するなど、国内外の大会で活躍してきました。採用が決まり「恵まれた環境のなかで、社会人としてもフェンシングを続けていけることに、心から感謝しております。今後は、これまで支えてくださった方々のためにも、社会人としての自覚をもちながら、競技での活躍を目指し一層精進して参ります。フェンシングを通して、見てくださる人々に感動や元気、勇気を感じてもらえるような存在になれるよう、成長していきたいと思います」とさらなる成長を誓いました。
JOCでは今後も一人でも多くの選手と一社でも多くの企業が、双方にとってプラスになる雇用関係を実現出来るよう「アスナビ」を通じた就職支援を行っていきます。
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