東京五輪第15日の6日、新競技スポーツクライミングの女子で、野中生萌(24)が銀メダル、野口啓代(32)が銅メダルを獲得した。
登る速さを競うスピード、コース完登数で勝負するボルダリング、到達した高さを争うリードの3種目の「複合」で争われた。
野中は得意のボルダリングを中心に、安定した順位を重ねた。パワーや瞬発力が持ち味で、五輪実施が決まってスピードの強化も進め、5月のワールドカップ(W杯)で日本勢初の表彰台となる3位に入った。
日本女子の第一人者として長年活躍してきた野口は、五輪に向けて複合も強化。現役最後と臨んだ今大会で有終の美を飾った。(共同)
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