東京五輪の体操女子種目別床運動で銅メダルを獲得し、日本女子で初めて個人種目の表彰台に立ったエース村上茉愛(25)=日体ク=が24日、現役引退を表明した。北九州市で行われた世界選手権の床運動で2度目の金メダルに輝き「今日で引退します。最後の最後で金メダルという形で感動を届けられたと思っています」と語った。
村上は“ゴムまり娘”と呼ばれる脚力を生かした演技を武器に活躍し、2016年リオデジャネイロ五輪団体総合で日本の48年ぶりの4位に貢献した。17年世界選手権では日本勢で初めて種目別床運動の世界一。東京五輪では個人総合で日本勢過去最高の5位に入った。(共同)
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