柔道のアジア選手権(香港)に出場したパリ五輪女子代表内定選手が23日、羽田空港に帰国し、78キロ級覇者の高山莉加(三井住友海上)は「結果にこだわるという思いがあった。有言実行できたのは良かった。下がらずに前に出て、先手で攻められた」と笑顔だった。
大会前には心を整えるため、約1カ月かけて宮本武蔵の「五輪書」を読破するルーティンがあると明かし「読むたびに考え方が変わって面白い。何があっても動揺しない自信がついた」と効果を語った。
70キロ級の新添左季(自衛隊)は苦手の寝技で仕留めて優勝。「頑張ってきた結果が出た。課題もたくさんあるが、徐々に修正して照準を合わせたい」と決意をにじませた。(共同)
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