JOC環境行動計画・行動リストを公表

　公益財団法人日本オリンピック委員会（JOC）は、この度、SDGsの中でも最重要課題とされる気候変動問題への取り組みを一層推進するため、環境理念・行動指針の改定に続き、実践のための環境行動計画・行動リストを作成し、公表しました。

　JOCは､スポーツを通じた社会課題の解決を中期計画の目標の1つに掲げ行動しています。重要な社会課題である地球環境問題については、スポーツと密接に関係し、またスポーツに関わる人々が行動出来る事が多くある課題として、取組みを強化しています。

　その一環として、本年2月に「スポーツを通じた気候行動枠組み（Sports for Climate Action Framework）」（※1）に署名、4月にはこれまでの環境理念と行動指針を見直し（※2）、JOC内の環境行動に留まらず、競技団体や選手、パートナーなどの様々なステークホルダーと協働、連携する視点を入れた内容に改訂しました。

　今般の環境行動計画と行動リストは、上記環境理念と行動指針のもと、その活動内容を具体化し活動を可視化するため、新たに策定したものです。第一弾は、主にJOC役職員の実践を念頭に策定しており、JOC内で具体的な活動を一層推進して参ります。
　今後は、競技団体やアスリート、パートナー都市やパートナー企業などの多くのステークホルダーの方々、IOCや他の国・地域のNOCなどのオリンピック・ファミリーとともに、スポーツ界を巻き込んで活動が広がるよう、充実を図って参ります。

公益財団法人　日本オリンピック委員会
会長　山下泰裕

・JOC環境行動計画・行動リスト2024（Ver.1）

※1 「スポーツを通じた気候行動枠組み（Sports for Climate Action Framework）」への署名について｜JOC - 日本オリンピック委員会

※2 JOCの環境への取り組み｜JOC - 日本オリンピック委員会