早田、周囲の支えに感謝 卓球日本代表が帰国会見

パリ五輪から帰国し記者会見する卓球女子団体で銀、個人で銅の早田ひな＝１３日午後、東京都港区（共同）

パリ五輪から帰国し、記者会見後に記念撮影に応じる卓球女子団体で銀、個人で銅の早田ひな（中央左）ら日本代表＝１３日午後、東京都港区（共同）

　パリ五輪の卓球女子団体で２大会連続の銀メダルに輝いた日本の早田ひな（日本生命）平野美宇、張本美和（ともに木下グループ）ら男女の代表６人が１３日、羽田空港に帰国して記者会見し、シングルスでも銅メダルと健闘した早田は「たくさんの人に支えられ、メダルを獲得できた」と充実の表情だった。
　早田は大会中に左腕を痛め、万全ではなかった。「金メダルへは、やるべきことがたくさんある」と悔しさもにじませた。次回のロサンゼルス五輪へ向け、早くも意欲を示し「挑戦者の気持ちは変わらない。しっかり自分と向き合って突っ走っていく」と引き締まった表情で話した。
　男子の張本智和（智和企画）は今大会３種目に出場。メダルなしの結果に終わり「苦い思い出しかない。少しは休むが、リベンジする最短の方法は練習しかない」と巻き返しを期した。（共同）