パリ五輪のスポーツクライミング男子複合で銀メダルを獲得した安楽宙斗が25日、東京都内で小学生らに登り方を教えるイベントに参加し、17歳で初参加した五輪を経て「大きな改善点が見つかった。大会で少しずつ直して、成果を見せられたらいい」と今後へ課題を挙げた。
9月からのワールドカップ(W杯)で取り組むのは「肩をしっかり使って登れる安定性」と語る。これまで“脱力系”と呼ばれる力を使わない登りが特長だったが、肩の力を意識して大会に臨む構えだ。昨季はボルダーとリードでともにW杯の年間総合王者に輝いたクライマーは「毎大会で1位を取るという目標で挑み、優勝回数を増やしたい」と目標を述べた。(共同)
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