パリ五輪レスリング男子のメダリスト3選手が13日、東京都内で約150人の小中学生らを対象にしたイベントで技術指導を行った。フリースタイル57キロ級金メダルの樋口黎は得意の片足タックルのポイントを伝え「自分も子どもの時に聞いたことは覚えている。日本のレベルを引き上げていきたい」と笑顔で話した。
世界トップの技を実演し、グレコローマンスタイル60キロ級王者の文田健一郎は「金メダルに価値を加えていくのは自分の努力次第」と普及活動へ意欲を示した。フリー74キロ級銀メダルの高谷大地は「貪欲な子が多かった。こういう機会が大事」とジュニア世代との交流の重要性を口にした。(共同)
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