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2024.11.18 オリンピック

【メダリスト会見】スケートボード競技女子パーク開心那選手「スケートボードを始めたいと思ってくれる人がもっと増えたら嬉しい」

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メダル獲得の心境を語る開心那選手(写真:西村尚己/アフロスポーツ)

 パリ2024オリンピックのスケートボード・女子パークで銀メダルを獲得した開心那選手が8月7日、記者会見を行い、競技終了から一夜明けての心境を語りました。

 会見の冒頭、選手の前に置かれた輪島塗のタンブラーの紹介がありました。石川県輪島漆器商工業協同組合よりご協力いただき、今年1月1日の能登半島地震をパリで戦っているメダリストも忘れず、被災された方々も一緒に頑張ろうというメッセージが発信できたらという思いで用意されました。


■開選手「自分の出したかったものを出し切ってまたメダルが獲得できた」
――一夜明けた感想をお願いします。

開選手 2大会連続銀メダルを獲得できて本当に嬉しいですし、今回の大会は3本目で自分の出したかったRUNを全て出し切ってメダルを獲得できたので、本当に嬉しいです。

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開選手(写真:青木紘二/アフロスポーツ)

――昨日競技を終えてからどのように過ごしましたか?

開選手 大会が終わった後は取材や会見を行い、そのあとに皆で夜ご飯を食べに行きました。


――どのようなものを食べられましたか?

開選手 パスタを食べました。美味しかったです。


――皆さんからの反響はどうでしたか?

開選手 大会始まる前も応援のメッセージたくさんいただき、終わった後もお祝いのメッセージをすごくたくさんいただきました。本当に嬉しい気持ちで、帰ったら早くメダルを見せたいです。

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開選手(写真:長田洋平/アフロスポーツ)

――3年前のオリンピックとの違いはありますか?

開選手 今回のパリ2024オリンピックでは観客がすごくたくさん入っていて盛り上がっていたので、本当のオリンピックを体験した感じがしました。


――(前回大会と)メダルの色は同じでしたが、違いはありましたか?

開選手 東京2020オリンピックに続いて、また銀メダルとあと一歩で金メダルを獲得できなかったことはすごく悔しいですが、自分の出したかったものを出し切ってまたメダルが獲得できたので嬉しいです。


――スケートボードの魅力や楽しさは?

開選手 スケートボードは普段はみんなで楽しくセッションをして楽しむもので、そういうものをこのオリンピックで世界中のスケートボードを知らない人が見て、スケートボードを始めたいと思ってくれる人がもっと増えたら嬉しいと思っています。

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決勝で技を決める開選手(写真:長田洋平/アフロスポーツ)

――落ち着いたらやりたいことはありますか?

開選手 春に大会がたくさんあったので、これからはスケートボードの撮影や様々なスケートボードをやっていきたいです。


――これまでの成長をご自身でどのようにとらえているか?

開選手 自分で言うのはすごく難しいのですが、最初の東京2020オリンピックでもTEAM JAPANとして出場し、メダルを獲得し今回もまたメダルを獲得できたので、自分の夢にはどんどん近づいていけているのかなと思います。


――練習拠点は小さいところだと思うのですが、そこだからこそ磨かれたものはありますか?

開選手 小さい頃からかっこいいお兄さんたちとずっとスケートをしてきて、様々なスケートボードを教えてもらったので、(スケートの)スタイルも含めて北海道のパークがあったからこそ今があると思います。


――様々なスケートボードをしたいとおっしゃっていましたが、具体的にはどのようなスケートボードですか?また、4年後のロサンゼルス2028オリンピックに向けてどのようにしていきたいか?

開選手 スケートはアメリカなどでスケートボードのパート(ビデオパート)を出す撮影や、パークスタイルだけではなく、ストリートなどのスケートをしていきたいと思っています。4年後のL.A.はすぐに大会も始まっていくので、またTEAM JAPANとして出場できるように頑張りたいと思っています。


――夢に近づけたとのお話がありましたが、どのような目標か教えてください。

開選手 一生スケーターとして生きていきたいですが、その一歩として自分をサポートしてくださっているデッキブランドやシューズのブランドから自分のシグネチャーモデルを出してもらったり、YouTubeなどでビデオパートを出したりしたいです。あとはアメリカに自分の家を持ちたいという夢です。

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開選手(左)(写真:長田洋平/アフロスポーツ)

――アメリカに家を持ちたいとありましたが、具体的なイメージはお持ちですか?

開選手 アメリカの家は持てるとか関係なしに、いつもアメリカに行くときに滞在しているサンディエゴの方に欲しいと思っています。大きくなくていいので、自分が楽しく滑れるプライベートパークつきの家が欲しいです。


――子供たちへメッセージをお願いします。

開選手 スケートボードはルールや決まりとかもなく、自分の好きなトリックをして好きなようにできるので、すごく楽しいものなのでぜひ始めてみてください。

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