オリンピック・シンボル
日本オリンピックミュージアムの前にあるオリンピック・シンボルのモニュメント。
いわゆる五輪マークとして広く知られているオリンピック・シンボルは、近代オリンピックの始祖クーベルタンが考案しました。
同じ大きさの結び合う 5つの輪は、アジア、ヨーロッパ、アフリカ、南北アメリカ、オセアニアの 5大陸の団結とオリンピック競技大会に世界中から選手が集まることを表現しています。青、黄、黒、緑、赤の色は、地色の白を加えると、世界の国旗のほとんどを描くことができるという理由で選んだ、と、クーベルタン自身が書き残しています。
オリンピック・シンボルは、単色または 5色の同じ大きさの結び合う 5つの輪(オリンピック・リング) からなり、単独で使用されるものを指す。5色のカラー版での使用では、左から順に青、黄、黒、緑、赤とする。輪は以下に示すグラフィックスのように結合し、左から順に上段に青、黒、赤の輪を、下段には黄、緑の輪を配置する。オリンピック・シンボルはオリンピック・ムーブメントの活動を表すとともに、5つの大陸の団結、さらにオリンピック競技大会に全世界の選手が集うことを表現している。
──オリンピック憲章 第1章 規則8
日本オリンピックミュージアムの1Fウェルカムウォール。2019年に北海道遠軽町とミュージアムが所在する東京都新宿区の小学生を対象としたワークショップを実施しました。オリンピアンとともに、オリンピックについて学んだあと、遠軽町の木材を使用し一人ひとりが想いを込めて製作したオリンピックシンボルを壁面にコラージュしました。