写真:ロイター/アフロ
3×3バスケットボールは主にストリートシーンで発展してきた競技です。従来より3人で行う「3on3」は街中や公園にある屋外コートなどで盛んにプレーされていましたが、ローカルルールの多いこの競技に対し、FIBA(国際バスケットボール連盟)が2007年に正式な統一ルールを設け、バスケットボールの新種目として確立されました。オリンピックでは東京2020大会から正式種目として実施されています。
通常のバスケットボールコート(縦28m×横15m)の約半分(縦11m×横15m)を使用し、3人で試合に臨みます。コイントスで攻撃側・守備側を決め、ゲーム開始。10分一本勝負で、通常のバスケットボールの3ポイントラインが2ポイントラインとなり、その外側からであれば2点、内側が1点(フリースローも1点)となります。どちらかのチームが21点先取した場合はその時点でゲームが終了します。
バスケットボールは通常の5人制でも攻守の入れ替わりが激しく、ショットクロック(ボールを保持してから攻める時間)はわずか24秒と、常にゴール前の攻防が行われている競技です。3×3は半分のサイズコートで行われ、ショットクロックも5人制の半分の12秒しかありません。試合時間もわずか10分と短いため、より激しく、よりスピーディーで濃縮された攻防が繰り広げられます。
競技初回実施大会 | 東京2020大会 |
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TEAM JAPAN初出場大会 | 東京2020大会 |
競技別累計メダル数 |
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2024年1月1日時点
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