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仁川アジア大会


第17回アジア競技大会(2014/仁川)

競技紹介

五輪での自転車競技は1896年の第1回アテネ大会から実施されています。女子競技は1984年の第23回ロサンゼルス大会で初めて行われました。1996年の第26回アトランタ大会からはプロ選手の出場が可能になり、同時にこれまでのロードレースとトラックレースに加え、マウンテンバイク(クロスカントリー)が新種目に採用。2000年の第27回シドニー大会からは、日本で発祥したケイリン(競輪)がトラックレースの種目として加わり、2008年の第29回北京大会からはBMXが実施されています。2012年の第30回ロンドン大会では男女同数種目となり、女子のケイリンやチームスプリントなどが初めて実施されました。
 

アジア競技大会においても、1951年の第1回ニューデリー大会より実施されている競技のひとつで、ロードレースとトラックレースが行われていました。今大会でも男女9種目ずつ、全18種目が行われる自転車競技ですが、大きく分けてトラックレース、ロードレース、MTB、BMXの4競技があり、トラックレースとロードレースには複数の種目があります。
 

今大会実施される各種目の進み方は以下の通りです。
①スプリント
2〜4名の選手が増えの合図とともにスタートし、先着した選手が勝者となるレース。
予選はタイムトライアルを行い、トーナメント戦へ。1回戦、1回戦敗者復活戦、2回戦、2回戦敗者復活戦、5〜8位、9位〜12位決定戦がある。準々決勝からは先に2回勝った方が次へ進む。

②チームスプリント
1チーム3名、女子は2名で編成され、3周のタイムトライアルで競われるレース。
予選を行い、上位4チームのタイムにより、決勝、3位決定戦に分かれる。

③団体追い抜き
男子4キロ、女子3キロを1チーム4人で、タイムを計測して優劣を競う。
予選の上位8チームが1回戦に進む。勝者はタイムにより決勝、3位決定戦に進む。

④ケイリン
日本発祥の「競輪」の国際種目版。激しい駆け引きの末、最後の周回で一気に勝負が決まる。距離は2000m。
1回戦、敗者復活戦、準決勝、決勝と進む。

⑤オムニアム
2日間で6種目を実施し、各種目の1位に1点、2位に2点・・・と得点を与え、最も得点の少ない選手が勝者。
実施種目は以下の通り。
・フライングラップ
・ポイントレース(男子3万m、女子2万m)
・エリミネーションレース
・個人追い抜き(男子4000m、女子3000m)
・スクラッチ
・タイムトライアル(男子1000m、女子500m)
 

⑥ロード種目
個人ロードレースは全選手が一斉にスタートして、着順を競う。
個人ロードタイムトライアルは各選手が1人ずつスタートし、ゴールまでの所要時間を競う。
 

⑦MTB
オフロードでマウンテンバイクを使って行われる競技。全選手が一斉にスタートして着順を競う。
 

⑧BMX
バイシクルモトクロスの略で、タイムトライアルを行い、シード順を決める。
男子は準々決勝、準決勝、決勝。女子は準決勝、決勝と進む。


※参加チーム数の増減などで競技の進み方が変わることがあります

 
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