トリノ2006
スキー・ノルディック複合 NORDIC
見どころ
ジャンプとクロスカントリーの両種目を行い、合計ポイントで競います。ジャンプを最初に行い、飛距離をタイムに換算して、その差をハンディとして速い方の選手から順にクロスカントリーがスタートします。
Individual Gundersen/個人種目
ノーマルヒルジャンプ2ラウンドを行い、ジャンプの得点上位選手から15kmのクロスカントリーを行います。ジャンプのポイントはスペシャルジャンプと同じで、その時間差でクロスカントリーをスタート、ゴール順で順位が決まります。
Team Event/団体種目
1チーム4人で構成。ジャンプはノーマルヒルで行い、距離は1人5kmのリレー方式で行われます。ジャンプの飛距離点の60点(4人)を距離の1分(1秒1点)に換算、4人の合計タイムで競います。
Sprint Event/スプリント種目
ジャンプはラージヒル1本を飛び、得点を時間に換算してクロスカントリー7.5kmを行います。後で行うクロスカントリーはジャンプの15点を距離の1分に換算してスタートし、タイムで競います。
日本代表選手
ノルディックコンバインドには5名の代表選手が出場。高橋大斗選手はジャンプに関しては世界でもナンバーワンといわれており、2004シーズンには待望のワールドカップ初勝利と2勝目を挙げました。課題だったクロスカントリーでも昨シーズンのワールドカップ札幌大会で見せたゴール前で競り勝つほどレベルアップしています。
高橋大斗選手
北村隆選手はワールドカップのスプリントでの6位入賞をきっかけに、ジャンプ、クロスカントリーとも大きな成長を遂げています。
2004/2005シーズンには世界選手権大会のメンバーにも抜擢された畠山陽輔選手は、ワールドカップBでは総合1位になり、実力はワールドカップレベル。
日本選手ではめずらしくクロスカントリーに強い小林範仁選手はワールドカップBで素晴らしい成績を残し、オリンピック2大会連続出場を果たしました。
渡部暁斗選手はジュニアチーム所属ながら、ワールドカップBでの活躍が認められて同種目ではじめて高校生での出場となりました。
北村隆選手
畠山陽輔選手