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ホッケー女子日本代表チーム
「大和魂を全面に打ち出して戦える16名を選びました。この16名は、戦える集団です」
6月9日、ホッケー女子日本代表選手発表記者会見。ホッケー女子日本代表、通称「さくらジャパン」に選ばれた16名の選手がそれぞれ決意表明を述べた後、チームを指揮する恩田昌史監督は力強く語りました。
日本代表は5月17日〜25日に世界ランキング上位6カ国(オランダ、アルゼンチン、ドイツ、オーストラリア、中国、日本)で行われたチャンピオンズトロフィー大会に出場し、世界の強豪と対戦しました。結果は1勝1分4敗の6位でしたが、予選リーグ第4戦では世界チャンピオンのオランダに1−0で勝利。「課題も見つかりましたが、自信がつきました」と、主将の加藤明美選手は話します。
チーム最年長(37歳)の加藤選手はチームの精神的支柱であり、司令塔でもあります。8位に終わったアテネに続き、2度目のオリンピック挑戦となりますが、「相手のエースに仕事をさせないように、自分の持っている力をすべて出して、必ず表彰台に上がります。チーム一丸となってメダル獲得を実現させたい」と抱負を語りました。
「さくらジャパン」では、2007年7月に世界最高峰のオランダリーグに渡り、1年間の武者修行を積んだエース・千葉香織選手にも注目です。北京オリンピック出場権を懸けた2006年12月のアジア大会では、勝てば出場権獲得という大事な試合で4得点を挙げ勝利に貢献。強豪オランダを破ったチャンピオンズトロフィー大会でも得点を挙げた、チームのポイントゲッターです。自身2度目のオリンピックに、千葉選手は「前回のアテネオリンピックでは無得点に終わり悔しい思いをしました。今回は必ず得点を挙げて、チームの勝利に貢献したいです」と、アテネの雪辱を誓いました。
さくらジャンパンの第1戦は、8月10日から始まる予選リーグのニュージーランド戦。それまで、国内合宿やオーストラリア・韓国との交流試合で最終調整を図り、アテネオリンピックで果たせなかったメダル獲得を目指します。
※ 2007年3月掲載、加藤明美選手、岡村育子選手のロングインタビュー「アスリートメッセージ」は > こちら
ホッケー女子代表認定選手
GK/岡村育子、吉川由華
FB/加藤明美、三浦恵子、山本由佳理、筑井利江、小櫻千奈美
MF/小野真由美、駒澤李佳、岩尾幸美
FW/木村千恵、中川未由希、森本さかえ、千葉香織、小森皆実、小沢みさき
写真提供:フォート・キシモト
(編集部 2008.7.10掲載)
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- 第3回:陸上競技 尾方剛選手(2008.5.2掲載)
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